卵管移植(ウイーン大学視察より)

今回、参加させていただいたドイツ、オーストリア視察のメインは、「卵管移植」でした。

体外受精卵を作出するにあたってののウイークポイントの一つに凍結融解後の生存性の低下が挙げられます。これは当然のことながらフィールドでIVF・OPUを行う技術者にとって非常に大きく厄介な問題です。

しかし、この問題を解決できるかもしれない画期的な技術の研究が行われていました。

「卵管移植」とは、体外で受精させた卵子を培養装置を使わずに牛の卵管で培養することで耐凍性に優れた受精卵を作出するという技術でした。(つづく)

乾乳用TMR(南ドイツ農場視察より)

キーナン社のミキサーを使用しているブラウンスイスのフリーストール農場。




有効繊維が確保された比較的低栄養でなおかつ嗜好性がよいこのTMRを給与された乾乳牛は分娩まで一群で管理されるそうです。



周産期疾病の発症は非常に少なく、繁殖も良好とのこと。なるほど充実した腹回りは旺盛な乾物摂取量を現しておりました。うーんグッドコンディション!

春爛漫


  日曜日は家族で三沢市北部にある「市民の森」で森林散策を楽しみました。

寒さが続いたせいか花芽の数は少なかったですが、一応満開・・・かな。




山菜取りの人々のお目当てはこの「たらっぽ」

春の味覚ですね。