全国霜降り牛研究会

 2020年9月29日に東京食肉市場で開催されました『全国霜降り牛研究会』(日清丸紅飼料主催)で交雑種の部に花靖国を父にもつ出品牛が2頭出品されました。そのうち青森県東北町の坂田弘志さん出品の去勢牛が枝肉重量609kg、A5等級、BMS8、で見事優良賞を獲得されました。おめでとう御座います!!

出品牛39頭の内A5等級に格付けされたのは、坂田さんの出品牛と最優秀賞を受賞した牛の2頭のみでした。坂田さんは、昨年の全国枝肉供励会の交雑種の部門で最優秀賞を受賞している実力者でもあります。交雑種も肥育期間を従来より延長して枝肉重量の確保と5等級狙いの領域に突入して来ている感がありますね。

花靖国の交雑成績で特筆すべきは、肉質面の安定感だと思います。2等級が極めて少なく3等級以上をコンスタントに積み重ねることができます。かといって枝重が乗らないわけでは決してありません。全国的に交雑スモール価格が下落傾向にありますが、質量兼備の花靖国をどうぞご利用ください!