稲刈りが終わりワラ立てのシーズンがやって来ました。
去年は約15町歩分、120センチのロールで約300個を集めました。親牛に食べさせる貴重な粗飼料源です。
束ねた藁を6個重ね合わせるように合わせて立て、乾燥しやすくします。風が吹いたり、雨が吹き付けても倒れないように束ねた頭を数本の藁で結びつけます。
腰にも、指先にもつらい作業です。
今日は、小学2年生のせがれと一歳半の娘、そして家内と両親、従業員の和田さんと藁立て作業をしました。
農業生産は常に天候にゆだねられるものであり、自然の力には到底逆らえるものではありません。
長雨が続き、春先に濡れて泥だらけの藁集めを余儀なくされた年もありました。
今日は穏やかな良い天気でしたが、白い冬の使者が来る前にどうかこの藁を収穫させてくださいと沈む夕日に願わずには居られませんでした。