趾間部に発生する皮膚炎





 趾皮膚炎は、痛みが非常に強く、患跂を浮かせて負重させないようにしたり、頻繁に左右の蹄を交互に踏みなおしたりするのが特徴的です。痛みの少ない負重部位で立つためか、あるいは、負重そのものが少なくなるためか、蹄低は、短期間で変形するケースが多いと感じます。処置の方法は、皮膚病変部への、抗生剤あるいはヨード剤の塗布、抗生剤の全身投与が選択肢としてあげられますが、蹄の変形が顕著であれば、蹄形を正常に削切してあげることが重要だと考えます。