ビフォー
アフター
今月の初めに削蹄が入ったのですが・・・。O牧場で4頭の肢痛の牛がいるとのことで処置をしました。
これはそのうちの一頭。
ずいぶんと外蹄が高いので、ここに病変があるはずと思い切っていくと・・・。
2重蹄底になっていて蹄尖部に悪臭を放つ化膿した病変部が。
外蹄の蹄球部にPDDがわずかにあり、ここからスピロヘータが蹄角質を伝わり侵入、蹄尖知覚部まで到達したものと予想されますが、どうなんでしょう?
数年前までは、PDDは肢間部の皮膚や蹄球部分にのみの病巣形成だと思っていました。スピロヘータが強く攻撃的に進化したのでしょうか?最近やけにこういうのが多いなぁと思います。